現在、モダンで使っているエルドラージトロンのリストを少し変更しました。変更後のリストはこちらです。
変更点はサイドボードの≪倦怠の宝珠/Torpor Orb≫≪魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass≫を外し、≪真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth≫と≪石の脳/The Stone Brain≫を加入させました。その理由を記載します。
①≪真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth≫
最近、≪不屈の独創力/Indomitable Creativity≫デッキがメタの上位にいる影響で、今までほぼ居なかった青黒ライブラリーアウトとリーグでマッチングすることが多くなりました。
元々、エルドラージトロンは青黒ライブラリーアウトに対して5分以上の相性があるのですが、青黒ライブラリーアウトが新たに獲得した≪完成化した精神、ジェイス/Jace, the Perfected Mind≫が非常に厄介で、≪書庫の罠/Archive Trap≫と合わせてこちらのライブラリーを速やかに削ってきます。そこで定番のサイドプランとしてライブラリー修復能力のある大型エルドラージを採用しました。≪引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn≫でも同じ能力なのですが、こちらは素出しがほぼ不可能で青白コントロールや他のリソース勝負をしなければいけない相手にもサイドインできる≪真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth≫の方がデッキに合っています。
②≪石の脳/The Stone Brain≫
このカードは兄弟戦争で獲得した≪大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator≫のサーチ先で、特定のカードに依存しているコンボデッキをまとめて対策できます。能力起動後に追放領域に置かれるので、≪大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator≫から連打できるのも気に入っています。1回目の指定は相手のデッキに対する理解度が試されますが、2回目以降は一度デッキを見ているので簡単です。このカードのすごい所は、コンボデッキだけではなく、相手のデッキの核となるカード(緑単トロンにおけるトロン土地・黒単ランプにおける≪大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator≫)やトップデッキ勝負になったときに、相手のデッキに残っているであろうキーカードも根絶できる点です。例えば、こちらが≪罠の橋/Ensnaring Bridge≫をコントロールしている状態で、それを破壊できるであろうカードを指定することもあります。
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