最近、定期イベントのヴィンテージchallengeに参加しているので、その時に使用しているデッキに関する考察です。デッキリストは記事下部。
ドレッジは、ヴィンテージ初心者でも比較的使いやすいデッキで、今のところ勝率は7割弱といったところです。かなり上振れているので実際は6割ちょっとだと思いますが、デッキに対する知識が浅いのにそこまで勝率を残せるのは魅力です。
このデッキの特徴としては
①マリガン基準が明確
②メインボード最強
③サイド後は2本の内どちらかを取ることが前提
という点があります。
まず①のマリガン基準ですが、初手に≪Bazaar of Baghdad≫があればキープ、なければマリガンというシンプルな基準です。≪血清の粉末/Serum Powder≫を使えばこちらの初期手札を減らすことなくマリガン後に≪Bazaar of Baghdad≫が来る確率を上げられます。(追放されたカードは山札に戻さないため)たまに、初期手札が≪Bazaar of Baghdad≫1枚とかで勝ったりもします。(メイン戦なら特に)
次に②のメイン戦における勝率ですが体感で8割くらいあります。MUD系のデッキならメインボードからドレッジを機能不全にするカードは沢山入っていますが、その他のデッキならそこまで多くは無いので、たいていこちらのやりたいことができます。≪Bazaar of Baghdad≫を起動してクリーチャーを展開し、≪意志の力/Force of Will≫≪否定の力/Force of Negation≫≪悲嘆/Grief≫で1回要所を妨害できれば簡単に勝てます。
③が一番ドレッジを使っていて差が出る部分です。ヴィンテージに存在しているデッキは全てといっていいほどドレッジを大きく意識したサイドプランを取っています。大体、6~7枚の対策カードをサイドに積んでいることが多く、サイド後はそれらを乗り越えて勝たなければいけません。しかし、ヴィンテージというフォーマットの特性上、対策カードが多岐にわたり相手のメインボードからサイドプランを全て想定するのは不可能です。そこで、2本目を相手のサイドプラン確認のためのゲームにする事も視野に入れ、3本目込みでマッチを考えなければいけません。
各カードに関する詳細とサイドプラン等は別記事でお話します。
デッキリスト
土地5枚
≪Bazaar of Baghdad≫×4枚
≪露天鉱床/Strip Mine≫×1枚
クリーチャー34枚
≪ナルコメーバ/Narcomoeba≫×4
≪秘蔵の縫合体/Prized Amalgam≫×4
≪臭い草のインプ/Stinkweed Imp≫×4
≪ゴルガリの凶漢/Golgari Thug≫×3
≪よろめく殻/Shambling Shell≫×4
≪銀打ちのグール/Silversmote Ghoul≫×2
≪イチョリッド/Ichorid≫×4
≪悲嘆/Grief≫×4
≪虚ろな者/Hollow One≫×4
≪ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll≫×1
アーティファクト×5枚
≪血清の粉末/Serum Powder≫×4
≪虚空の杯/Chalice of the Void≫×1
ソーサリー・インスタント16枚
≪這い寄る恐怖/Creeping Chill≫×4
≪意志の力/Force of Will≫×4
≪活性の力/Force of Vigor≫×3
≪否定の力/Force of Negation≫×2
≪精神的つまづき/Mental Misstep≫×1
≪有毒の蘇生/Noxious Revival≫×2
サイドボード15枚
≪不毛の大地/Wasteland≫×4
≪虚空の力線/Leyline of the Void≫×4
≪活性の力/Force of Vigor≫×1
≪有毒の蘇生/Noxious Revival≫×1
≪不快な群れ/Sickening Shoal≫×3
≪精神壊しの罠/Mindbreak Trap≫×2
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